20代男のワキガ対策日記

ワキガ臭の素になる皮脂はどこからくる?誰でもそうなの?

time 2017/08/15

ワキガ臭の素になる皮脂はどこからくる?誰でもそうなの?

ワキガのにおいはたんぱく質が菌によって発酵したにおい

 

 

 

ワキガの独特な臭いの原因となっているのは、脇や耳の穴など限られた部位の毛穴にある「アポクリン腺」から分泌される汗とたんぱく質が常在菌によって発酵することです。

→ワキガ臭の原因はなに?汗腺、皮脂腺、毛穴の役割

 

では、どうしてアポクリン腺から汗と一緒にたんぱく質が分泌されるのでしょう?

 

それは、アポクリン腺の成り立ちに理由があります。

 

アポクリン腺の仕組み

人の体には汗を出すための仕組みが二つあります。

その二つはエクリン腺とアポクリン腺と呼ばれていますが、主に体温管理を司っているのは全身の皮膚にあるエクリン腺です。

 

エクリン腺からは99%の水と1%の不純物でできた汗が出てきて、肌で揮発させることで体を冷ます役割を持っています。

 

では、アポクリン腺はどんな役割を持っているのでしょう。

 

人間の場合、アポクリン腺も体温の調整のために働いています。

エクリン腺と同じように汗を出して肌を冷ましているのですが、本来アポクリン腺は他の役割を持っていました。

 

それは、フェロモンを出すことです。

 

ワキガ臭=フェロモン?

アポクリン腺は、フェロモンを出す「芳香腺」という器官の名残です。

 

エクリン腺を進化させて汗をかくことに特化した人間は、一度に長距離を移動することができるようになりました。

(余談ですが、フルマラソンを走り続けられる動物はかなり限られています。エクリン腺が発達していないことでうまく体温調整ができなくなってしまうからです。)

 

対してアポクリン腺は本来持っていた機能を徐々に失っていき、エクリン腺と同じように汗を出して体温調節をするための器官へと変わっていきました。

ですが、アポクリン腺は元々フェロモンとなるたんぱく質も分泌するところであり、汗を分泌するときの方法が違っています。

 

 

エクリン腺とアポクリン腺、それぞれの呼び方

エクリン腺とアポクリン腺には、漏出分泌腺と離出分泌腺というそれぞれ別な呼び方があります。

エクリン腺=漏出分泌腺

アポクリン腺=離出分泌腺

 

これは、汗を出すときの仕組みをわかるようにあらわしています。

少し詳しくすると、エクリン腺(漏出分泌腺)の場合、分泌した汗をそのまま体外に漏れださせてしまう機構。

 

アポクリン腺(離出分泌腺)の場合は分泌した汗と一緒に周囲の細胞の一部がはがれて、汗と一緒に体外に出してしまう機構ということです。

 

つまり、エクリン腺からの汗→

アポクリン腺からの汗→汗+周囲の細胞ということになります。

 

アポクリン腺はフェロモンを出すための器官だったからこそ、このような仕組みになってしまっています。

 

ワキガに個人差があるのはなぜ?

欧米では80%の人がワキガ体質だといわれています。

対して日本の場合は20%程度。

 

日本でワキガを持っている2割の人とそうでない8割の人の違いは、働くアポクリン腺を持っているかどうかというところです。

汗のON/OFFは意識してコントロールすることができないので、機能する汗腺を持っている限り必ず汗は出てきてしまうからです。

 

 

では、なぜアポクリン腺を持っている人とそうでない人が出てきてしまうのでしょう。

 

一番の原因は遺伝によるもの。

つまり、その遺伝子を持っている家系だったかどうかでほぼすべてが決まってしまうということです。

 

 

体質として受け継がれていくものである以上仕方がありませんが、日本が外国に比べてワキガを持つ割合が低いということもワキガを厄介なものにしています。

 

8割以上の人が同じだったらみんな本気で臭い対策に取り組みますからね。

欧米では様々な発汗対策、ワキガ対策が発展しているようです。

 

 

国によって、ワキガに対する意識の持ち方は違うようですが、日本ではもちろん対策することがエチケットとされます。

 

「たんぱく質を含む皮脂」と「常在菌」、どちらも対策していくことでワキガのにおいを減らすことができるので、しっかり対策をしていきましょう。

 

 

 

 

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